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ベーシックの18新卒採用を振り返ってみる。

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こんにちは!ベーシックの浅野麻妃です。

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最後に書いたのが新卒の入社式のエントリだったと思うと、驚きを隠せません。。
さてこの5ヶ月弱ですが、ベーシックの18新卒採用は大詰めを迎えてました。

みなさんご存知の通り、今年の採用市場は非常に厳しいものでした。

バブルの時よりも高い求人倍率だったようですね。
ベーシックも例外ではなく、非常に苦戦しました。
しかし結果から伝えると、当初の採用目標人数を無事達成し、かつ例年よりも効率的な採用ができました。
今日はその振り返りをまとめたいと思います。
 
下記のマネーフォワードの採用担当で孤軍奮闘されていた小川さんのように、一筋縄にいかない採用において、奮闘している担当者の方に少しでも有益な情報になれば嬉しいです。

www.wantedly.com

採用競合になるところに見られちゃって大丈夫?という声も聞こえそうですが、有効なナレッジを共有していくことがより良い情報収集につながると思っているのと、結果的にはそれが就活生のためになることを期待しています。
結構がっつりしたボリュームになってしまったので、興味のあるところをかいつまんで読んでもらえたらと思います・・。

イベント・媒体への露出は最小限に。コンテンツの拡充とリファラル強化を徹底!

変化し続ける新卒採用市場

私が少しずつ採用に関わり始めた15卒採用から、下記のようにずっと採用スケジュールが変更され続けていましたが、18採用は結果的に17採用と同じスケジュールでした。
 
<15’採用> 12月広報解禁、4月選考解禁
<16’採用> 3月広報解禁、8月選考解禁
<17’採用> 3月広報解禁、6月選考解禁
<18’採用> 3月広報解禁、6月選考解禁
 
毎年変更する経団連の採用スケジュールに、多くの新卒採用担当さんたちは泣かされてきたと思いますが、久しぶりに前年度と変更のなかった18採用は18採用で、前述した競争率の高さに苦しめられるという、なかなかの変化の激しさです。

むやみな露出、やめました。

今まで、マスナビと言われる大手採用媒体を使って集客し会社説明会を行うというTHE従来的な手法から、そこから早期に動いている学生との接触が必須だ!となれば、それはもうたくさんのイベントに顔を出し母集団をむやみに広げてた時期もありました(汗)し、サマーインターンが勝ち筋だ!と読んで100人規模の大型インターンをノウハウ0から立ち上げたり、接触時期による人材のマッチ度の変化を検証すべくオータムも開き、初期接触から本選考期までの期間が延びたのでワークショップやらBBQやらクリスマスパーティなど多種多様なフォローアップイベントを開催したり。。毎年変わっていく状況の中で試行錯誤しながらいろんな手を講じてきました。

 

そこから全部遡ると大変なことになるので割愛しますが、そんなこんなで新卒採用担当就任当初から今まで2年と連続して同じことをしてきてない(できない)わけですが、18新卒採用で大きく挑戦したことがあります。
それは、「コンテンツの拡充とリファラル強化」です。

究極の理想は、”1エントリー、1採用”

まず弊社ベーシックの新卒採用人数ですが、例年総合とエンジニア合わせて10名前後です。あまり多い方ではないとは思いますが、会社全体でもまだ100人そこそこの会社なので、まぁまぁの比率ではあるものの、総合職だけで考えると5、6名。(エンジニアの方はメインをベトナムからの採用に切り替えたので、この振り返りは主に総合職中心の話になります。)
 
上記のようなイベントてんこ盛り、インターン・ワークショップ乱発、媒体複数運用(ダイレクト系も途中並行(汗))、というのを基本一人でやってたのでそれはもう目がまわるほど忙しかったのですが、自分のキャパシティ的にも限界がきていた&去年新卒採用専任の後輩が初めてできた&採用をまる3クール回したところで自分の経験値的にも取捨選択できるところまでやっとこれたので、今回少し立ち止まって考えました。
「本当に採用目標人数に対して、ここまでの母集団が必要なのか?」という疑問。
 
その時改めて採用における理想は何か?と考えた時に出た結論は、”1エントリー、1採用”でした。
当たり前ですが母集団は増やすことが目的ではなく、あくまで最終的に採用できることが大事なわけです。
この1エントリーの質がものを言う訳ですが、採用したい人物像であり、かつ入社後長く活躍する人材であることが重要です(ここまで検証するのは長い期間を要しますが)。
”1エントリー、1採用”はかなり究極ですが、いかにここに近づけていけるかが、最近キーワードになっている「生産性」の観点からも重要だという結論に至りました。

やること絞って、決めたらそれをやり抜く

そこで前述した「コンテンツの拡充とリファラル強化」に話は戻ってきます。
”1エントリー、1採用”に近づけるためには、その過程でマッチ度と意向度を高める必要があります。
その手法で最も効果的と思われる
1)コンテンツの拡充
2)リファラルの強化
の2点に絞ることにしたのです。一つずつ何をしたのか簡単に紹介します。
1)コンテンツの拡充
 具体的にはコーポレートの公式ブログ更新がメインです。
社長ブログや、

この人事ブログはもちろん、後輩の新卒人事ブログ
そして開発・デザインなどの職種別ブログもあります。

後半にはwantedlyを使った社員インタビュー記事のリレーも行ったり。


会社には発信するべきたくさんのコンテンツで溢れています。
それは社内イベントや社員インタビューのような具体的なコンテンツから、ある事柄に対する思いや考察を通した価値観の発信まで様々。
全てを採用担当が書く必要はなく、トピックごとにより効果的な人に書いてもらうことも重要です。
 
同時にそれらを拡散するためのSNSの更新にも力を入れました。
特にTwitterのアカウントはずーっと昔に作ったまま放置してたものを掘り起こし、去年の5月には最初50フォロワーしかいなかった(しかもほぼ社員・・)ところを、半年で2500まで増やすという目標を掲げ、今では3200人超まで増えました。

発信方針は「有益」「共感」の2軸に絞り、社内のコンテンツを整理した上で、発信スケジュールを決めてひたむきに実行。慣れないうちは1記事書くのにも5、6時間かかってしまって、それが忙しい時に重なるとつい後回しにしたい気持ちが膨らむのですが、そこは鉄の心で公開期日は厳守しました。コンテンツの制作は地道だし時間割かれるしその上すぐに目に見える効果があるものではないので、モチベーション的にも後回しにされがちですが、一度作れば貯金のようなもので徐々に接触学生からの「あの記事みました〜」という声も増えるし、候補者へのコミュニケーションの中でも「その課題であれば、この記事参考になると思うよ」という感じで多くの時間の節約にもなります。もちろん中途採用にも使えますしね。
 
2)リファラルの強化
そして次にリファラルです。紹介による採用ですね。
ここ数年で「リファラル採用」という言葉もグンと一般化しましたが、やはり自分の知ってる人、その人が信頼してる人だったり尊敬している人だったりしたらなおさら、その人のおすすめするものはそれだけで評価が上がります。これはなかなかバカにできない。
下記記事でも以下のように述べられています。

”つまり事業よりも、人の魅力やつながりの方がグリップ力が高い。スキルマッチよりも価値観でのマッチングを重視する新卒採用は、本来リファラル採用と相性が良いんです。”
 
新卒1、2年目の社員に紹介してもらうこともそうですが、いいなと思った学生の友達にアプローチすることも大事です。
 
実際にベーシックでも、インターンに参加してくれた学生とコラボして学内イベントの開催をしたり。

 
他にもオープンオフィスと題して、basic bar(社内バー)や社内社員イベントに学生が来られるような受け皿も用意したりしました。
 
“類は友を呼ぶ"というように、いい人の周りの人もいい、という至極シンプルな公式。
今回決まった学生も半数はリファラル採用となりました。

結果、超スリムな自前採用に。

そうしてやることを絞った結果、従来の採用媒体やイベントは一つを残しあとは全部やめました。人材紹介も使ってません。
かなり男前にばさっといったので、これでうまくいかなかったら本当どうしようまじでやばい、と正直心穏やかではなかったですが、指標を決め、そこをやりきることを徹底しました。

 

まとめ

18新卒採用で力を入れた取り組みを大まかに紹介しました。
結果は冒頭お伝えした通り、採用目標人数を無事達成しています。
しかし、細かい数字は伏せますが例年より内定承諾率は低かったですし、5月あたりでの進捗率が例年の半分くらいだったので厳しい戦いだったのは事実です。その中でも抑えるべきところを決め、外せない採用要件と、その人物が抱えている痛み(問題)を深堀り、表現を決めていく。そうすることで、結果一人当たりの採用コストも約60%削減できました。
 
18新卒採用が終わるのを待たずして19新卒採用も早速始まっていますが、引き続きサマーインターンの実施とオープンオフィスを行っています。
今までは完全クローズド&スポット案件だった就労型の長期インターンシップも、今年はオープン募集にして運用の型も作っていきたいと思っています。この辺り知見ある方お話したい・・!笑
 
今回の弊社の振り返りが、採用で(孤軍)奮闘しているベンチャーや中小企業の採用担当者の方にとって少しでも参考になれば幸いです。もっとこの辺り聞きたい!ということがあれば、ぜひ直接メッセージください^^


ベーシックでは新卒はもちろん、中途採用も絶賛募集しています。 

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